mozilla.org ライセンス方針
はじめに
mozilla.org のライセンス計画の一環として、mozilla.org は、mozilla.org CVS リポジトリに格納されているソースファイルに対して適用されるライセンスを統括するためにこの正式な方針を作成しました。この方針の最初のバージョンは Mozilla コードに対して適応されるライセンスのみを対象にしています。(この方針の将来のバージョンで mozilla.org がホストする他のプロジェクトのコードに対して適用されるライセンスも対象になります。)mozilla.org のスタッフによって特にそれ以外のアドバイスを受けた場合を除き、mozilla.org CVS リポジトリにチェックインする権限を持つ開発者はこの方針に従わなくてはなりません。
以下は mozilla.org ライセンス方針の概略です:
- 新しい Mozilla ソースファイルを追加する場合、その新しいファイルが別のライセンス下のファイルから取られたものでない限り、そのソースファイルを MPL/GPL/LGPL "トリプルライセンス" でライセンスしなければなりません。(もしその新しいソースファイルが別のライセンス下のファイルから取られたものである場合は、そのファイルを追加する前に mozilla.org のスタッフと話し合ってください。)
- 既存の Mozilla ソースファイルに修正を行う場合は、そのファイルはその時点のライセンスに留めておかなければなりません。その修正が別のライセンス下のファイルから取られたものでない限り、その時点のライセンスに留めて置いてください。(その修正が別のライセンス下のファイルから取られたものである場合は、その変更をチェックインする前に mozilla.org のスタッフと話し合ってください。)
- あなたのコードがトリプルライセンス下にないファイルに加えられる場合は、そのファイルの著作権の保持者から許可が得られた際には、できるだけトリプルライセンスを付与するようにしなければなりません。
完全なライセンス方針については以下のセクションをご覧ください。
Mozilla コード vs. その他のコード
"Mozilla コード" とは、mozilla.org CVS リポジトリ内のトップレベルディレクトリである mozilla をルートとするディレクトリ階層内にあるすべてのファイルを指します。但し mozilla ディレクトリの以下のサブディレクトリ下にあるファイルは除きます :
apache calendar cck directory/java-sdk directory/perldap ef grendel js/rhino mstone sun-java webtools xpfc
(注:私たちの CVS リポジトリは整理されていない部分があるため、上のリストは必ずしも完全ではないかもしれません。特定のファイルの状況について疑問がある場合は、staff@mozilla.org に連絡をお願いします。)上記ディレクトリ階層内のファイルは Mozilla コードとはみなされません。また、mozilla 以外のトップレベルディレクトリ下にある mozilla.org CVS リポジトリ内のファイルも Mozilla コードとはみなされません。
mozilla.org ライセンス方針のこのバージョンでは Mozilla コードとみなされるファイルのみを対象にしています。この方針の将来のバージョンでは mozilla.org CVS リポジトリ内の他のコードを対象にする予定です。
新しいオリジナルソースファイル
以下の方針は、mozilla.org CVS リポジトリに追加された新しいオリジナル Mozilla ソースファイルに適用されます。"新しいオリジナルソースファイル" とは、以前には mozilla.org CVS リポジトリに存在せず、他の既存のソースファイル(mozilla.org でホストされていようとなかろうと)からのいかなるコードも含まないソースファイルのことを指します。
すべての新しいオリジナル Mozilla ソースファイルは、mozilla.org によって承認を受けた適切なライセンス通告の鋳型を利用して、MPL/GPL/LGPL トリプルライセンスが付与されなければなりません。この方針の唯一の例外は、以下の Mozilla(サブ)ディレクトリに適用されます:
dbm expat gc/boehm jpeg modules/libimg/mng modules/libimg/png modules/zlib xpcom/typelib/xpidl
上記のディレクトリ(またはそこからのサブディレクトリ)のいずれかに追加される新しいオリジナルソースファイルは、そのディレクトリ内の既存のソースファイルに対してすでに使用されているライセンスでライセンスされなければなりません。(詳しくは、上記ディレクトリのそれぞれに用意された COPYING、LICENSE、そして/または README ファイルをご覧ください。)
新しい非オリジナルソースファイル
以下の方針は、mozilla.org CVS リポジトリに追加される新しい非オリジナルな Mozilla ソースファイルに適用されます。"新しい非オリジナルソースファイル" とは、mozilla.org CVS リポジトリ内に以前に存在しない、且つ(mozilla.org でホストされていようとなかろうと)以前から存在する他のソースファイルからコードを含むソースファイルを指します:
新しい非オリジナル Mozilla ソースファイルは、先に存在するコードが取られたファイルが受けているライセンスの許でライセンスされなければなりません。そのファイルが NPL または NPL/<その他ライセンス> でライセンスされている場合は除きます。この場合、その新しいコードは MPL/GPL/LGPL トリプルライセンス下に置かれなけらばなりません。(mozilla.org は NPL ライセンスが付与されたコードを自動的に再ライセンスする権利を保有しています。)コードを異なるライセンスを持つ複数のファイルから取った場合には、その新しいファイルをチェックインする前に mozilla.org のスタッフに連絡をしてください。これはその以前のライセンスをその新しいファイルに適用するべきかどうかを判断するためです。
既存のソースファイルへのオリジナルな修正
以下の方針は、mozilla.org CVS リポジトリ内の既存の Mozilla ソースファイルに対してチェックインされるオリジナルな修正に対して適用されます。"オリジナルな修正" とは、mozilla.org ソースリポジトリまたは他の場所に既存の他のファイルから取得したコードを組み込まない変更を指します:
そのような修正を行った場合は、mozilla.org のスタッフによる書面での明示的な了解がない限り、既存のソースファイルに新しいライセンス通知を加えたり、そのファイルの中の既存のライセンス通知の削除または修正を加えないでください。
さらに、以下に述べる場合を除いて、mozilla.org のスタッフによる書面での明示的な了解がない限り、既存のソースファイル内の著作権告知を削除または修正、あるいは、そうしたファイルへの貢献者のリストを削除または修正しないでください。
既存のソースファイルにオリジナルな修正を行う場合は、そのファイルへの新しい貢献者として名前(単に誰か他の人のコードをその人の代理としてチェックインするのではなくコードを提供している場合は、あなた自身の名前を含めて)を追加することができます。さらに、必要に応じて追加の著作権告知を既存のファイルに追加することができます。(例えば、J. Random Hacker によって提供されたコードをチェックインする場合で、問題となるコードの著作権が彼の雇用者によって保持されている場合、J. Random Hacker を貢献者として加え、さらに彼の雇用者に言及した新しい著作権告知を加えることができます。)この場合、"Portions created by:" で始まるヘッダーの三行を複写して、適切に欄を埋めてください。その新しいテキストを、その三行の既存の表記の下に、行を一行開けておいてください。
既存のソースファイルへの非オリジナルな修正
以下の方針は、mozilla.org CVS リポジトリ内の既存の Mozilla ソースファイルにチェックインされる非オリジナルな修正に対して適用されます;"非オリジナルな修正" とは、mozilla.org ソースリポジトリや他の場所に既存する他のファイルから取得したコードを組み込む変更を指します:
既存の Mozilla ソースファイルに対してそのような変更を行った場合で、その既存のファイルが非オリジナルな修正を取ってきたファイルとは異なるライセンスでライセンスされている場合、変更されたファイルをチェックインする前に mozilla.org のスタッフに連絡をしてください。これは先のライセンスがそのファイルに対して適用できるかどうかを判断するためです。
その修正を行う際、既存の Mozilla ソースファイルのライセンスを変更してはいけません。ただし、先の "既存のソースファイルへのオリジナルな修正" セクションで述べたように、新たな貢献者を既にある貢献者のリストに加える場合や、必要な著作権告知を追加する場合は除きます。
受け入れ可能なライセンス
以下のライセンスは、Mozilla コードを利用するにあたって、mozilla.org で受け入れ可能であると判断されています。すべてのライセンスがあらゆる状況で受け入れ可能であるとは限らないということを注意してください。
以下のライセンスは、新しい Mozilla ソースファイルおよび既存のソースファイルへの修正の両方において、(以下に指定するディレクトリ以外の)Mozilla ソースツリー内のあらゆるディレクトリに対して受け入れ可能です:
- MPL/GPL/LGPL トリプルライセンス:次のいずれかの条項下でのファイルの使用を許可しています。Mozilla Public License, version 1.1(MPL)、GNU General Public License, version 2 以降(GPL)、または GNU Lesser General Public License, version 2.1 以降。これはすべての新しい Mozilla コードに対する標準的なライセンスです。新しいソースファイルについては、作成するファイルのタイプに適したライセンス告知の鋳型を使用してください。
以下のライセンスは、すでに該当するライセンスの許にある既存のファイルへの修正に対してのみ受け入れ可能です:
- MPL
- MPL/GPL デュアルライセンス:MPL もしくは GPL 条項下にあるファイルの使用を許可します。
上記のいずれかのライセンス下にあるファイルへ Mozilla コードを提供する場合、そのファイルの他の著作権保持者からの許可を得た後、コードがトリプルライセンス下で再ライセンスされるように進んで協力しなければなりません。
以下のディレクトリ(およびそこからのサブディレクトリ)は上記以外のライセンス下のコードを含みます;これらのライセンスは、それらのディレクトリ内の新しいファイル、およびそれらのディレクトリ内の既存のファイルへの修正に対してのみ、mozilla.org にとって受け入れ可能です:
dbm expat gc/boehm jpeg modules/libimg/mng modules/libimg/png modules/zlib xpcom/typelib/xpidl
これらのディレクトリ内のコードに対するライセンス条項についてのより詳しい情報については、それぞれのディレクトリ内にある COPYING、LICENSE、および/あるいは README ファイルをご覧ください。
これは mozilla.org が Mozilla コードと共に使用する際に受け入れ可能なライセンスのリストを含みます。万一、Mozilla ソースツリー内に上記とは異なるライセンス下にあるファイルを見つけた場合は、mozilla.org staff までご報告ください。