Mozilla Firefox 開発憲章

Ben Goodger (2004/11/28)

現在の Firefox プロジェクトの目的は、できる限り多くの人々に最高のブラウジング体験を提供することです。そのために、次のようなことを目標を一部に掲げています。

  • 「最適な機能一式」の提供。多すぎず、少なすぎず (目標は、機能を最小限に抑えたブラウザではなく、便利なブラウザを開発することです)
  • ユーザ体験に関する部分について、できる限り妥協をなくすこと。主要なユーザインタフェースに関して、コミュニティ内の一部の不満を和らげるために妥協することはしません。ユーザビリティは、ダイアログボックスやウィンドウの設計といったユーザ体験に関することを一般的に考慮するだけでなく、インタラクション設計 (ユーザがどのようにしてタスクに取り組み、達成するのかを観察し、彼らが辿る経路に着目し、その経路を最適化すること) やパフォーマンス (ユーザをイライラさせないために、ソフトウェアの一部であっても反応速度は重要です - 実際の速度よりも体感速度が重要な場合もあります) といったことから成り立つ大きな領域です。
  • 拡張機能システムの開発と管理。コアの部分に影響を及ぼさずに新しい分野を調査したり、大衆市場向けのユーザビリティやダウンロードサイズに影響を及ぼすことなく、技術者や早期採用者、Web 開発者、その他特定のコミュニティが自分たちのニーズに合わせてブラウザをカスタマイズできるようにします。
  • 強固な指揮統制階層の維持。ユーザインタフェース設計に委員会形式の開発プロセスはなじみません。アプリケーション設計は迅速でなければならず、議論よりもテストが有効です。そのため、
  • 変更はすばやく行い、それを広く一般に公開すること。そうすれば、ユーザインタラクションの観察をもとに、さらなる洗練が可能になります。
  • Windows、Mac OS X、Linux 向けのソフトウェアを提供すること。それぞれのシステムとできるだけ自然に統合するという目標を掲げています。
  • できれば、XULRunner を含む、新たな Mozilla プラットフォーム API の配布手段となること。アプリケーション開発者が、特定の OS に縛られることなく、便利なソフトウェアを提供できるようにします。
  • ダウンロードサイズの削減を続けること。Windows 版インストーラを 5 MB 以下に抑えます。