Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ 2005-42

タイトル
「javascript:」形式の iconURL を通じたコードの実行
重要度
最高
報告者
Paul (Greyhats)
影響を受ける製品
Firefox 1.0.3
Mozilla Suite 1.7.7
修正済みのバージョン
Firefox 1.0.4
Mozilla Suite 1.7.8

概要

組み合わせによっては攻撃者に任意のコード実行を許しかねない 2 つの脆弱性が Firefox 1.0.3 に発見されました。Mozilla Suite 1.7.7 も一部影響を受けます。

Firefox に発見された脆弱性は、iconURL プロパティに「javascript:」形式の URL を含めることにより、インストール確認ダイアログ上で攻撃者にコード実行を許してしまうものです。その URL に eval() 呼び出しを用いることで、任意のコードが特権付きで実行されてしまいます。デフォルトでは、直接ソフトウェアインストールが可能なのは Mozilla Update サイトだけですが、ユーザが他のサイトを許可することもできます。

Firefox 1.0.3 と Mozilla Suite 1.7.7 の両方に発見された 2 つめの問題は、フレーム内で eval() 呼び出しを含む「javascript:」形式の URL へ履歴を戻すことにより、攻撃者が任意のサイトにスクリプトを注入できるというものです。この問題は、そのターゲットとされたサイトから Cookie や機密情報を盗み取るのに利用される可能性があります。ターゲットとされたサイトが、Firefox でインストール確認ダイアログの表示を許可されていた場合、この攻撃と最初の問題を組み合わせて任意のコード実行に利用される可能性があります。

デフォルトの Mozilla Update サイトには修正が加えられており、こうした攻撃に利用されないようになっています。

回避策

この脆弱性が公開されてまもなく、攻撃者からユーザを守るため、デフォルトの Mozilla Update サイトには修正が行われました。ソフトウェアインストール用のホワイトリストに、その他の拡張機能やテーマの配布サイトを追加しているユーザは、Firefox の修正版にアップグレードするまで、リストからそれらのサイトを削除してください。

  1. [ツール] メニューから [オプション] を選択し、オプションウィンドウを開きます。
  2. [Web 機能] アイコンを選択します。
  3. [Web サイトによるソフトウェアのインストールを許可する] というチェックボックスと同じ行にある [許可サイト] ボタンをクリックします。
  4. [すべてのサイトを削除] ボタンをクリックします。
  5. [OK] をクリックします。
  6. [OK] をクリックしてオプションウィンドウを閉じます。

両方の攻撃を防ぐため、JavaScript を無効にしてください。

参考資料

このバグと脆弱性の詳細は 5 月 18 日まで公開されません。