Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ 2006-46

タイトル
イベントの同時発生によるメモリ破壊
重要度
最高
公開日
2006/07/25
報告者
Secunia Research
影響を受ける製品
Firefox
SeaMonkey
修正済みのバージョン
Firefox 1.5.0.5
SeaMonkey 1.0.3

概要

悪質な攻撃者によってユーザのシステムが侵害されるおそれのある、Firefox 1.5 ブランチに存在する脆弱性が、Secunia Research によって発見されました。

この脆弱性は、削除済みの timer オブジェクトを利用することになる、XPCOM イベントの同時発生を処理する際に生じるメモリ破壊エラーによって引き起こされます。これは通常クラッシュにつながりますが、潜在的には、悪質なサイトを訪れた際、ユーザのシステム上で任意のコード実行に利用される可能性があります。

この脆弱性は Firefox 1.5 の開発期間中に混入したもので、Firefox 1.0 および Mozilla Suite 1.7 には影響しません。

注意: Thunderbird は Firefox と同じブラウザエンジンを利用しており、JavaScript が有効になっている場合には影響を受けます。デフォルト設定では無効になっており、メールを表示する際は JavaScript を実行させないよう強く推奨します。

回避策

修正版にアップグレードするまで JavaScript を無効にしてください。Thunderbird などのメールクライアントでは JavaScript を有効にしないでください。

参考資料

Secunia Advisory 19873
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=342507
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=320982
CVE-2006-3113