Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ 2006-48

タイトル
JavaScript の新たな Function の競合
重要度
最高
公開日
2006/07/25
報告者
H. D. Moore
影響を受ける製品
Firefox
Thunderbird
SeaMonkey
修正済みのバージョン
Firefox 1.5.0.5
Thunderbird 1.5.0.5
SeaMonkey 1.0.3

概要

新たな Function オブジェクトの生成に利用されている一時変数を JavaScript ガベージコレクションが削除した際に、競合状態を引き起こせるテストケースが、H. D. Moore 氏によって報告されました。削除済みオブジェクトの使用は、潜在的に、攻撃者による任意のコード実行に利用される可能性があります。

この脆弱性は Firefox 1.5 の開発期間中に混入したもので、Firefox 1.0 および Mozilla Suite 1.7 には影響しません。

注意: Thunderbird は Firefox と同じブラウザエンジンを利用しており、JavaScript が有効になっている場合には影響を受けます。デフォルト設定では無効になっており、メールを表示する際は JavaScript を実行させないよう強く推奨します。

回避策

修正版にアップグレードするまで JavaScript を無効にしてください。Thunderbird などのメールクライアントでは JavaScript を有効にしないでください。

参考資料

https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=344759
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=344960
CVE-2006-3803