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Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ 2012-75

タイトル: select 要素の存続による攻撃の恐れ
重要度: 最高
公開日: 2012/10/09
報告者: David Bloom
影響を受ける製品: Firefox、Thunderbird、SeaMonkey

修正済みのバージョン: Firefox 16
  Thunderbird 16
  SeaMonkey 2.13

概要

<select> 要素がクロームレスウィンドウ上に常時存在し、<select> メニューが選択された状態でページを遷移したときにこのウィンドウが削除されないことが、Cue 社のセキュリティ研究者 David Bloom 氏によって発見されました。遷移後のページで他のメニューが機械的に開かれた場合、元の <select> メニューが保持された状態となるため、攻撃者がそこに任意の HTML コンテンツを埋め込んでおけば、絶対配置やスクロールを使って遷移後のページ上の任意の部分を覆い隠すことが可能であり、これを悪用すれば偽造攻撃が可能でした。クリックジャッキング攻撃を可能にする応用例も、セキュリティ研究者の Jordi Chancel 氏によって発見されました。

Thunderbird と SeaMonkey では JavaScript が初期設定で無効になっているため、一般的にこれらの脆弱性はメールを通じた悪用が不可能です。ただしこれらの製品でも、ブラウザもしくはブラウザに類似した機能を利用した場合、潜在的なリスクが生じます。

参考資料