現在地: セキュリティセンター > Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ > MFSA 2012-76

Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ 2012-76

タイトル: document.domain 設定後も初期生成元へのアクセスが維持される
重要度:
公開日: 2012/10/09
報告者: Collin Jackson
影響を受ける製品: Firefox、Thunderbird、SeaMonkey

修正済みのバージョン: Firefox 16
  Thunderbird 16
  SeaMonkey 2.13

概要

document.domain の挙動に関する HTML5 仕様違反が、セキュリティ研究者の Collin Jackson 氏によって報告されました。HTML5 では、ページは新しい document.domain 内のウィンドウのみにアクセス可能と規定されていますが、実際の挙動は、新しい document.domain に加え、そのページの初期生成元ドメインのウィンドウに対するアクセスも保持することが可能となっていました。これは潜在的にクロスサイトスクリプティング (XSS) 攻撃につながる恐れがありました。

Thunderbird と SeaMonkey では JavaScript が初期設定で無効になっているため、一般的にこれらの脆弱性はメールを通じた悪用が不可能です。ただしこれらの製品でも、ブラウザもしくはブラウザに類似した機能を利用した場合、潜在的なリスクが生じます。

参考資料