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Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ 2012-84

タイトル: location.hash を通じた偽装とスクリプト注入
重要度:
公開日: 2012/10/09
報告者: Mariusz Mlynski
影響を受ける製品: Firefox、Thunderbird、SeaMonkey

修正済みのバージョン: Firefox 16
  Firefox ESR 10.0.8
  Thunderbird 16
  Thunderbird ESR 10.0.8
  SeaMonkey 2.13

概要

location プロパティの偽装による問題が、セキュリティ研究者の Mariusz Mlynski 氏によって報告されました。この問題は、location.hash への書き込みを動的な履歴遷移と組み合わせることで、特定のサイトを history オブジェクトへ読み込ませることができるというものでした。その際 baseURI がその保存されたサイトへ変更されるため、攻撃者はこれを利用し、相対パスで指定された場所へスクリプトを注入したり、そこへ送信されたデータを傍受することが可能でした。

Thunderbird と SeaMonkey では JavaScript が初期設定で無効になっているため、一般的にこれらの脆弱性はメールを通じた悪用が不可能です。ただしこれらの製品でも、ブラウザもしくはブラウザに類似した機能を利用した場合、潜在的なリスクが生じます。

参考資料