現在地: セキュリティセンター > Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ > MFSA 2013-106

Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ 2013-106

タイトル: 文字エンコーディングによるクロスオリジン XSS
重要度:
公開日: 2013/12/10
報告者: Masato Kinugawa
影響を受ける製品: Firefox、SeaMonkey

修正済みのバージョン: Firefox 26
  SeaMonkey 2.23

概要

Web ページで文字セットエンコーディング情報が提供されていない場合、ページ遷移前に表示していた他のサイトから同じ文字エンコーディングを引き継いでしまう可能性のあることが、セキュリティ研究者の Masato Kinugawa 氏によって発見されました。HTML5 の仕様によれば、本来許容される継承は同一生成元間のみです。この問題を悪用すると、攻撃者が被害者のサイトにおいて、予期せぬ文字セットを強いることでクロスサイトスクリプティング (XSS) フィルタリングを回避し、ある内容として解釈されるものの、実際には別の挙動をするコンテンツを挿入することも可能でした。Web サイト作者は、同じような問題を防ぐため、文字エンコーディングを常に明記すべきでしょう。

Thunderbird と SeaMonkey では JavaScript が初期設定で無効になっているため、一般的にこれらの脆弱性はメールを通じた悪用が不可能です。ただしこれらの製品でも、ブラウザもしくはブラウザに類似した機能を利用した場合、潜在的なリスクが生じます。

参考資料