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Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ 2015-111

タイトル: CORS 事前リクエストヘッダ処理における間違い
重要度:
公開日: 2015/09/22
報告者: Ehsan Akhgari
影響を受ける製品: Firefox、Firefox ESR、Thunderbird、SeaMonkey、Firefox OS

修正済みのバージョン: Firefox 41
  Firefox ESR 38.3
  Thunderbird 38.3
  SeaMonkey 2.38
  Firefox OS 2.5

概要

クロスオリジンリソース共有 (CORS) の「事前リクエスト」に関する 2 件の問題が、Mozilla の開発者 Ehsan Akhgari によって報告されました。

最初の問題は、特定の状況において、ひとつのサイト上で 2 回の事前リクエストのために同じキャッシュキーが生成されてしまう可能性があるというものでした。結果として、1 回目のリクエストによって生成されたキャッシュキーと一致する 2 回目のリクエストが行われた場合、システムが既にキャッシュされたリクエストを適切であると見なし、CORS 検査が回避されてしまいます。

2 つ目の問題は、一部の Access-Control- ヘッダが CORS レスポンスに欠けていた場合、同じレスポンスに含まれる別の Access-Control- ヘッダの値が使われてしまう可能性があるというものでした。

Thunderbird では JavaScript が初期設定で無効になっているため、一般的にメールを通じたこれらの脆弱性の悪用は不可能です。ただしこれらの製品でも、ブラウザもしくはブラウザに類似した機能を利用した場合、潜在的なリスクが生じます。

参考資料