Firefox サポート - プライバシーとセキュリティ

Cookie やパスワードなどを管理できる包括的なプライバシーツール、フィッシング詐欺から身を守る方法などについて解説します。

Mac ユーザへのヒント: キーボードショートカットの記述に関して、特に注釈のない限り、Ctrl と書かれているところは Command と読み替えてください。ワンボタンマウスをお使いの方は、右クリックは Ctrl+クリックになります。また、オプションウィンドウは環境設定ウインドウと読み替えてください。

Cookie

Cookie (クッキー) は、Web サイトがサービスを提供する際に、ブラウザ内に少量の情報を保存する仕組みです。例えばオンラインショッピングのサイトで、複数の商品を見て回ってもログインした状態が保たれ、個人設定が反映されているのは、この Cookie の仕組みで実現されています。

Firefox では、プライバシー保護のため、どのサイトに対して Cookie の使用を許可するかを個別に設定できます。初期設定では、すべての Web サイトに対して Cookie の使用を許可し、サイトが指定した期限までそれらの Cookie を保存するようになっています。一部のサイトでは Cookie を使用しないとサービスを受けられません。

オプションウィンドウの [プライバシー] パネルで、Cookie を保存するかどうかや、保存期間を設定できます。[例外サイト] を選択すると、個別のサイトについて設定を行うことができます。[Cookie を表示] ボタンをクリックすると、保存されている Cookie を確認したり、個別の、あるいはすべての Cookie を削除することができます。

パスワードの確認

パスワードマネージャを使うと、Web サイトにログインする際に入力したユーザ名とパスワードの組み合わせを Firefox に安全に保存することができます。この機能は初期設定で有効になっていますが、オプションウィンドウの [セキュリティ] パネルから無効にすることもできます。

保存したパスワードを忘れてしまった場合は、以下の方法でご確認ください。[パスワードを表示] ボタンをクリックして、パスワードマネージャを開きます。[パスワードを表示する] ボタンを選択すると、暗号化されていないパスワードが表示されます。パスワードを表示する際は、他人に知られないよう、周囲に人がいないことをお確かめください。

マスターパスワード

パスワードマネージャで保存したパスワードを他人が利用したり表示したりできないよう、それらのパスワードに対してさらにパスワードをかけることができます。これをマスターパスワードと呼びます。マスターパスワードを設定するには、オプションウィンドウの [セキュリティ] パネルを開き、[マスターパスワードを使用] にチェックを入れてください。"マスターパスワードの変更" ダイアログが表示されますので、マスターパスワードにしたいパスワードを入力します。入力したパスワードの強度 (難しさ) は [パスワード品質レベル] のインジケータで表示されます。アルファベットの大文字・小文字、数字、記号を取り混ぜて、強度の高いパスワードを設定することをお勧めします。

なお、マスターパスワードを忘れてしまうと、パスワードマネージャ機能で保存したパスワードを一切呼び出せなくなりますので、ご注意ください。

プライバシー情報の消去ツール

プライバシー情報の一括消去機能を使うと、履歴や Cookie、保存されているパスワードなどのプライバシー情報を、Firefox の終了時に自動的にまとめて消去することも可能です。詳しくは オプションウィンドウ の解説をご覧ください。

フィッシング詐欺から身を守る

Firefox はフィッシング詐欺警告機能を搭載しており、偽の Web サイトを使ってクレジットカード番号やパスワードなどの個人情報を騙し取ろうとする「フィッシング詐欺」の被害を未然に防ぎます。既知の偽装サイトにアクセスした場合、フィッシング詐欺の疑いが強いことを示すポップアップが表示され、本物のサイトを見つけられるよう、信頼のある検索エンジン (スタートページ) へ誘導してくれます。

フィッシング詐欺警告機能は初期設定で有効になっており、訪れたサイトが既知の偽装サイトでないか、常に確認を行います。偽装サイトの一覧はコンピュータ上に保存され、通常は 30 分ごとに自動更新されます。また、Web サービスを利用して確認を行うオプションも、オプションウィンドウ から選択できます。

逆に、安全な通信が行われているサイトでは、ロケーションバーが黄色い背景色でハイライトされるとともに、鍵のアイコンが表示されます。ステータスバーにもドメイン名が表示され、本物の Web サイトであるかどうかを常に確認できるようになっています。

Firefox の更新

Firefox には、新しいバージョンへの更新を容易にする「自動更新機能」が備わっています。最新のバージョン情報を定期的に確認し、更新の提供が開始された場合は自動的にダウンロードを行い、更新が可能になったことを通知します。また、[ヘルプ] メニューから [ソフトウェアの更新を確認] を選択すれば、いつでも更新を確認できます。

新しいバージョンにはセキュリティや安定性に関する重要な修正が含まれています。個人情報を保護し、コンピュータを安全に保つため、必ず更新を行うようにしてください。

拡張機能とテーマの更新

Firefox は、インストールされている拡張機能とテーマについても容易な更新を可能にしています。最新のバージョン情報を定期的に確認し、配布元から更新が提供された場合は、更新が利用可能になったことを通知します。また、アドオンマネージャからもワンクリックで更新の確認を行えます。拡張機能の更新にも、新機能だけでなくセキュリティ問題の修正が含まれていることがあります。Firefox 本体とともに最新のバージョンをご利用ください。

プラグインの更新

Firefox は、Flash Player や Adobe Reader などの プラグイン については更新を行いません。プラグインにはしばしばセキュリティの問題が報告されますので、Firefox を更新するタイミングなどに、各配布元の情報をご確認ください。一部のプラグインは、独自の自動更新機能を備えていたり、Windows や Mac OS の更新機能を通じて最新のバージョンが提供されますが、手作業によるダウンロードが必要な場合もあります。

なお、Windows で Flash Player をお使いの方は、ナレッジベースに掲載している Flash Player の更新に関する注意喚起 をご参照ください。

ウイルス対策などの実施

Firefox は、Web ページを開いただけではウイルスに感染することはありませんが、一般的なアドバイスとして、あらゆる脅威に対応するため、市販の専用ソフトを利用して、ウイルスやスパイウェア (悪意のあるソフトウェア) への対策を行うことをお勧めします。また、OS の更新も忘れずに行ってください。