プロファイルの管理
【訳注: この Thunderbird Help (和訳) の内容は Thunderbird 1.0.x を対象として書かれており、Thunderbird 1.5 の状況とは異なる部分があります。現在、Thunderbird 1.5 向けに更新作業を進めておりますので、今しばらくお待ちください。】
Thunderbird は、メール、パスワード、拡張機能などの個人設定をすべて「プロファイル」に保存しています。プロファイルは、ハードディスク上の「プロファイルフォルダ」に保存されています。
Thunderbird を使っていて問題が起きた場合 (拡張機能をインストールしたら起動しなくなった、一部の機能が正しく動作しないなど)、サポートフォーラムでまず最初にやるべきこととして言われるのは、新しいプロファイルを作成すること です。このチュートリアルでは、その方法だけでなく、既存プロファイルのバックアップ作成や移動、復元方法まで解説します。
目次
プロファイルフォルダの場所を探す
例えば個人用データをバックアップしたいといった場合に、プロファイルフォルダが保存されている場所を知っておくと役に立つでしょう。
- Windows XP/2000 の場合、パスは通常、
%AppData%\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default\です。xxxxxxxx はランダムな文字列を表します。C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\Application Data\Thunderbird\Profiles\まで移動すれば、あとは簡単です。 - Windows 98/Me の場合、パスは通常、
C:\WINDOWS\Application Data\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default\です。 - Linux の場合、パスは通常、
~/.thunderbird/xxxxxxxx.default/です。 - Mac OS X の場合、パスは通常、
~/Library/Thunderbird/Profiles/xxxxxxxx.default/です。
%AppData% は、Windows 2000/XP での Application Data パスの短縮形です。これを使うには、Windows のスタートメニューから [ファイル名を指定して実行] を選択し、%AppData% と入力して Enter キーを押します。そうすると実際のフォルダが開きます。通常は C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\Application Data です。
プロファイルの作成

プロファイルを新たに作成するときは「プロファイルマネージャ」を使います。Windows でプロファイルマネージャを起動するには、次の手順に従ってください。
- Thunderbird を完全に終了します (Thunderbird のメインメニューから [ファイル] > [終了] を選択)。
- Windows のスタートメニューを開いて [ファイル名を指定して実行] を選択します。
thunderbird.exe -pと入力して OK をクリックします。
Mac OS X では、Option キーを押しながら Thunderbird アイコンをダブルクリックしてください。
Linux では、起動オプション -profilemanager を付けて Thunderbird を起動します。例えば ./thunderbird -profilemanager というコマンドを実行します (これはターミナルから Thunderbird ディレクトリに移動していることを前提としています)。
これで、スクリーンショットのようなプロファイルマネージャウィンドウが表示されるはずです。
プロファイルマネージャでは、プロファイルを削除したり、名前を変更することもできます。

プロファイルの作成を開始するには ボタンをクリックします。 をクリックして、プロファイルの名前を入力します。自分の名前や分かりやすい説明を付けると良いでしょう。
ここでは、ハードディスク上でプロファイルを保存する場所を選択することも可能です。設定を他のコンピュータにエクスポートする予定がある場合は便利でしょう。
最後に、 をクリックすると、プロファイルが作成されます。

プロファイルマネージャのメイン画面に戻ると、新たに作成したプロファイルが追加されているはずです。それを選択して をクリックしてください。
これで、新しいプロファイルで Thunderbird が起動しました。つまり、設定がすべてデフォルトにリセットされたということです。元のプロファイルに戻したい場合は、(上の手順で) 再度プロファイルマネージャを起動して、元のプロファイル名を選択してください。
選択したプロファイルで Thunderbird を自動的に起動することもできます。そうすれば、Thunderbird を起動するたびにプロファイルを選択せずに済みます。"次回起動時も同じプロファイルを使用する" オプションにチェックを入れるだけです。
プロファイルのバックアップ
プロファイルフォルダのバックアップは簡単です。次の手順に従ってください (これは、あなたがファイルの操作方法を知っていることを前提としています)。
- Thunderbird を完全に終了します ([ファイル] > [終了])。
- CD-RW ディスクや、バックアップ用の別のハードディスクなどに、プロファイルフォルダ のコピーを作成します。
既存のプロファイルの移動とバックアップしたプロファイルの復元
プロファイルフォルダの場所を移動することは可能です。これは、ハードディスク上のどこかにバックアップしたプロファイルフォルダを持っていて、Thunderbird にそのプロファイルを使うよう指示したい場合に便利でしょう。このセクションでは、その方法について解説します。
- Thunderbird を完全に終了します ([ファイル] > [終了])。
- プロファイルフォルダを目的の場所へ移動します。例えば Windows なら、
C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\Application Data\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.defaultからD:\Stuff\MyProfileへ移動します。過去にバックアップしたプロファイルを復元したい場合は、この操作は必要ありません。復元したいプロファイルのある場所を書き留めておいてください。 - テキストエディタで
profiles.iniを開きます。このファイルは Thunderbird の「アプリケーションデータフォルダ」にあります。- Windows XP/2000 の場合、パスは
%AppData%\Thunderbird\です。 - Windows 98/Me の場合、パスは
C:\WINDOWS\Application Data\Thunderbird\です。 - Linux の場合、パスは
~/.thunderbird/です。 - Mac OS X の場合、パスは
~/Library/Thunderbird/です。
- Windows XP/2000 の場合、パスは
profiles.iniの中で、先ほど移動したプロファイルのエントリーを探し、Path=という行を新しい場所に書き換えます。IsRelative=1をIsRelative=0に書き換えます。profiles.iniを保存して Thunderbird を再起動します。